日時:2021年1月30日(日)15:30〜17:30
場所:オンライン(Zoom)
主催:I LADY. ピア・アクティビスト FAMIPLA
I LADY.ピア・アクティビストによる活動の一つである「FAMIPLA」は1月30日(日)、オンライン(Zoom)にて、I LADY.スーパーバイザー兼I LADY.アクティビストである産婦人科医の高橋幸子先生(以下、サッコ先生)をゲストに招き、オンラインにてイベントを実施しました。
イベントのテーマは、「サッコ先生と考える『私の人生、産む?産まない?~産婦人科編~』」。
子どもを産むか産まないかについて悩む20代女性向けに、I LADY. なFAMILY PLANNING(*)について考えるきっかけを作ることを目的として開催しました。当日は20代女性を中心に高校生から50代まで様々な性別・年齢の約50人が参加しました。
FAMIPLAがこのイベント開催に至った背景は、
同世代である20代の友人から、
「よくわかんないけど、妊娠って早くしなきゃなんでしょ」
「コロナ禍で結婚式妊娠出産の時期迷ってる・・」
「将来産むかどうか悩み中。どう決めたらいいのかな。後悔しないかな。」
「産みたいけどそもそもいつ産めば会社に迷惑かからない…?」
などなど多くの呟き・戸惑いの声を聞いたことで、20代女性の持つ不安や悩みを明らかにして、20代女性の持つ不安や悩みを共有し、解決できる場が必要だととの考えに至りました。
サッコ先生からは避妊・妊活から出産・養子縁組まで様々なお話しがありました。
その一部をご紹介します。
● 「妊娠したくない」も、「妊娠したい」も、どちらもとても切実な願いで同じ大きさのものである。
● 産むか産まないかもわからないのに毎月(辛い思いをして)「受精卵のための準備」を繰り返してるのはなぜなのか、今一度考えてみよう。
● 妊娠・流産と年齢は影響を受けやすいもので、統計データから、37歳までに産み終えたいこどもの人数を考えてプランニングしてみよう。
● 将来不妊につながることがある、若いころからの生活習慣とは何か、プレコンセプションケアチェックシートをチェックしてみよう☝
● 不妊原因は男女半々。女性の検査をすべて終えてからではなく、不妊検査はパートナーと足並みそろえて行おう。
● 不妊治療をはじめるときには出産・期間・回数・年齢・予算などの観点から出口を決めておこう
● 「自分で産む」にこだわる理由は何だろう。育てることが目的なら、「養子」という選択もある
● サッコ先生医療監修 Abemaドラマ「30までにとうるさくて」の紹介
20代後半の女性たちをとりまく、恋・キャリア・セックス・妊娠/出産をテーマにしたドラマです。「どうして私たちは、年齢に縛られて生きなきゃいけないんだろう? 」というメッセージが同世代にきっと刺さると思います。友達やパートナーとぜひ見てみてください。
サッコ先生著書「マンガでわかる!28歳からのおとめカラダ大全」の紹介
など、先生のこれまでの体験や産婦人科医として20代女性が産む・産まないを選択するときに必要な知識などの、自分らしい「選択」をするためのヒントを教えていただきました。
そのほか、サッコ先生ヘのプライベート質問(20代女性限定)や、FAMIPLAが行った、20代女性の「産む・産まない」に関する不安や悩みの独自調査結果の共有や、希望者による感想共有なども行われました。
アンケート回答者全員から、イベントに参加したことで、変化や気づきがあったとの回答が寄せられました。
3月6日(日)に20代女性のもやもやや悩みを解決するきっかけとなるよう、
助産師の櫻井裕子さんを招き、出産とは?育児とは?について聞いてみるイベントを開催予定です。
詳しくはコチラ(https://sakuraiyukoandfamipla.peatix.com/)からご確認ください。
20代女性が自分自身でI LADY.なFamily planningできるよう、引き続ききっかけを提供できれば幸いです!
FAMIPLAの最新情報はI LADY. ピアアクティビストInstagramよりご確認いただけます。
Instagram:https://www.instagram.com/ilady_peer/
文・I LADY.内ピア・アクティビスト「FAMIPLA」のん
(*)家族計画。いつ何人産むか、産まないかの人生計画のこと