9月26日は世界避妊デーでした。
そこで緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト「#緊急避妊薬を薬局で」 とI LADY.のオンラインイベント「今どうなってるの?緊急避妊薬」がオンラインZoomで開催されました。
緊急避妊薬は、世界では多くの国で薬局で入手できるにもかかわらず、日本では対面、もしくはオンライン受診による処方箋が必要で、価格も6000円~2万円前後と高額のため、女性にとってアクセスしやすい環境とは言えません。
避妊は、女性にとって人権の問題です。なぜ日本国内ではこうした避妊へのアクセスがなかなか進まないのか。海外の事例なども取り上げながら、「#緊急避妊薬を薬局で」市民プロジェクトとして立ち上げ展開している3人のI LADY.アクティビストを迎えてイベントを開催しました。産婦人科医の遠見才希子さん、#なんでないのプロジェクト代表の福田和子さん、NPO法人ピルコン理事長の染矢明日香さんが登壇し、ジョイセフの小野美智代がファシリテーターを務めて進められました。
100名を超す参加者からは、多くの「緊急避妊薬のモヤモヤ」が集まりました。
イベント後にも、参加者の皆さんからさまざまな感想や意見が続々と届きました。
緊急避妊薬とは
緊急避妊薬は、避妊が不十分だった性交渉から72時間以内に飲むことで、主に排卵を抑える、遅らせるホルモン薬です。性交渉から早く飲むほど効果が高く、緊急避妊薬の妊娠阻止率は85%ほどといわれています。
参考:https://d4p.world/news/6911/