I LADY. REPORT REPORT 第3回I LADY CARDファシリテーター養成研修

第3回I LADY CARDファシリテーター養成研修

2024.04.16

新たに11名のI LADY CARDファシリテーターが誕生!

3月17日に第3回 I LADY CARDファシリテーター養成研修を実施しました。オンラインでの実施ということもあり、北は北海道、南は宮崎県から計11名が参加。研修を修了し、I LADY CARD ファシリテーターに加わりました。

I LADY CARDファシリテーター一覧はこちら

当日は、以下のプログラムで研修を実施しました。
・自己紹介
・ジョイセフ/I LADY.とは
・世界の中の日本(SRHRの現状)
・「性と恋愛」(2023年)意識調査
・I LADY CARD説明/体験
・Q&A

まずはジョイセフやI LADY.プロジェクト、そして日本の現状について説明しました。
2030年までに達成すべきSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とSRHRがどのように関わるかに始まり、参加者の皆さんが性別による思い込みや決めつけをされた/してしまったと感じた経験をご共有いただきました。
I LADY.プロジェクトに関しては、文京区と連携しているピア・アクティビスト育成事業や2月に頒布を開始したSRHR NOTEを含むI LADY.ツールなど、これまでの歩みを紹介しました。

ピア・アクティビスト育成事業についてはこちら
SRHR NOTEについてはこちら

2023年にI LADY.が日本の若者(15~29歳)5,800人に実施した「性と恋愛」意識調査については、若者の半数以上が性に関する情報収集をネットやSNSから得ていることや、性的同意がどういうものかわかっていない、得られているか自信がないという回答が40%を超えたことなどを共有しました。

後半は実際にI LADY CARDを使って、ワークショップを体験しました。自分や身近な人のことを想像しながら、カードの中から選択したり、カードにはない選択肢を考えてみたり。それぞれの経験などと絡めながら、自身ではどんなことを考えたか、今後ファシリテートするときにどんなことを伝えたいか、どのように参加者を巻き込むかなどについてディスカッションしました。

養成研修を修了した皆さんはI LADY CARD ファシリテーターとして、I LADY CARDを用いたワークショップを企画・主催することが可能となります。皆さんのお近くで開催されることがあれば、自分で「選ぶ」ライフスキルを身につけるべく、ぜひ参加してみてください。

第3回研修を修了したファシリテーター(アキさん、リタさん:SRHR Tochigi action)が実施したワークショップの様子

I LADY CARDファシリテーター一覧はこちら

REPORT LIST