I LADY. REPORT REPORT 国際ガールズ・デー2023 イベント報告 【CHOICE FES NIHONBASHI -自分の人生を自分で選択できる世界へ-】

国際ガールズ・デー2023 イベント報告 【CHOICE FES NIHONBASHI -自分の人生を自分で選択できる世界へ-】

2023.10.18

2023年10月7日(土)に世界中すべての女の子が“自分の人生を自分で選択できる世界”になるように「知って・体験して・アクションする」スペシャルイベントを+NARU NIHONBASHで開催いたしました。
当日は多くの方にお越しいただき、大盛況でイベントを終えることができました!

イベントの様子をレポートします!

+NARU NIHONBASHIコラボ 初対面の人とぶっちゃけて話してみる「セキララカード」ワークショップ

ナビゲーター:セキララカード開発者 藤原紗耶さん

パートナーといい関係性を続かせる具体的な方法は何だと思う?

初めてセックスする時に知っておきたいことは?知っておきたかったことは?

カードのお題に沿って、普段なかなか話さない話題をグループで共有しました。
どのテーブルでもディスカッションが盛り上がっていました。

笛美さんと考えるSRHR

ゲスト:会社員・フェミニスト 笛美さん

SNSでフェミニズムや社会問題について発信する笛美さんをゲストにお招きし、日本と自分自身のSRHRについて考えました。
笛美さん自身がこれまで経験してきたこと、周りから言われてモヤモヤした経験、自分でも無意識のうちに思い込んでしまっていたことを共有していただきました。

後半では、I LADY.で製作中の「自分自身の SRHR と向き合うための”SRHRノート”」を使用し、さまざまなテーマについて、自分自身の「 性 」そして「自分らしさ」を共有しました。
自分のSRHRのために、I LADY.に生きるために、明日できるActionってなんだろう?とみなさんの真剣に取り組む姿が印象的でした。

カフェトーク urara✖️ayano クッキー食べながら話す世界のこと

ゲスト:クリエイティブディレクター/アートディレクター/料理研究家 uraraさん

ジョイセフのクリエイティブに長く関わってくださっているuraraさん。
”チャリティだから”買うのではなく、”本当に欲しいと思って買ってみたらチャリティでラッキー”を心がけてクリエイティブしてくださっているんだそうです。だからこんなに素敵な作品が生まれるんですね。
美味しいクッキーを食べながら、笑いもたくさん起こり、なごやかな空気が流れる素敵な時間でした。

日本の若者の性と恋愛の本音に迫る!「性と恋愛2023」意識調査発表会

I LADY.では、2019年より2年に1度、「性と恋愛ー日本の若者のSRHR意識調査ー」を実施しています。今年は、日本の若者(5800人)を対象に、「性と恋愛2021ー日本の若者のSRHR意識調査ー」を「リアルな恋愛観」、「性・セックスの意識」、「避妊・性感染症予防の本音」、「セクシュアル・ヘルスについて」、「自分の人生を決められるか」の5つのテーマ別に実施しています。
2023年は15-29歳の若者にフォーカスし、「子宮頸がん・HPVについて」「性的同意について」「セックスに関して悩みごとや困りごとについて」など興味深い調査結果となりました。
参加者の方からもたくさんの質問が出てきて、みなさんの関心も高いことがわかりました!

くわしい調査結果は別ページに載せているのでぜひ覗いてみてくださいね:https://ilady.world/survey/

高尾美穂先生と考える、子宮頸がん・HPV、ケニアのこと

イベントのフィナーレには、産婦人科医・スポーツドクターである高尾美穂先生をお招きしました。

前半は、今年9月に3度目のケニア視察で高尾先生が感じたことについて。
視察中の写真から、ケニアの人々の日常を感じることができました。
安全な医療へのアクセスへのアプローチも重要であるが、正しい知識を持ってもらう働きかけも同時に行う必要があるというお話が印象的でした。

後半は、子宮頸がんについて。
子宮頸がんは、20代後半から40代の若年層でかかる方が多い病気です。毎年、日本では約1万人の女性が子宮頸がんに罹患し、約2900人が亡くなっています。
HPVワクチン接種によって予防し、子宮頸がん検診を受けて早期発見する、この2点を両方行うことがとても重要です。
日本のHPVワクチン実施率は20-30%程度、子宮頸がん検診受診率も30-40%とかなり低い割合です。
ケニアでも同様に子宮頸がんは課題となっていますが、国全体での予防を始めているそうです。将来的には、日本よりも先にケニアでの子宮頸がん予防は成功するのではと思うと、日本も頑張らなければいけませんね、、、!

最後は、座ったままで行えるセルフケアヨガセッションを行いました。会場全体で同じヨガに取り組む姿は圧巻でした。

セッションの他にも、
I LADY.に生きること(Love=自分を大切にする、Act=自分から行動する、Decide=自分らしい人生を、自分で決める)を宣言するブースの出展、チャリティピンキーリングの販売、思い出のランドセルギフトのご紹介などを行いました。

このように、コンテンツ盛りだくさんで終えたイベントとなりました。
最初から最後まで参加してくださった方も多く、盛況に終えることができました。ご参加いただいたみなさま本当にありがとうございました!
自分のSRHR、日本のSRHR、世界のSRHRを考える機会になったのではないでしょうか。

イベントの様子はI LADY.のインスタグラムでも一部アーカイブ配信をしております。ぜひ合わせてご覧ください。(インスタグラム:@ilady_srhr

チャリティピンキーリングをはじめとしたグッズを多数ご用意!お買い物で国際協力ができるサイトはこちら:https://joicfp.shop/

世界の女性とつながり、支援する ジョイセフフレンズになりませんか:https://www.joicfp.or.jp/joicfp_friends/

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