ILADY

開催日時:2018年3月28日(水)
開催場所:FIAT Caffé SHOTO
共催:I LADY. (国際協力NGOジョイセフ)、Couleurire(クルリール)
協賛:FIAT
協力:FIAT Caffé SHOTO
企画:Couleurire
参加者:高校生、大学生、社会人

3月28日、ピア・アクティビストの学生たちで立ち上げた団体「Couleurire(クルリール)」の起案で「フェミニズムのイメージをポジティブなものに変えるには?」をテーマに、イベントFeminism Night Outを開催しました。FCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセさんをゲストに迎え、フェミニストとしての考えや想いを仕事に活かす方法をお話しいただきました。

そもそも、フェミニズムってどんなイメージ??

まず、みなさんはフェミニズムに対してどんなイメージを持っているでしょうか?
「なんとなく過激なイメージ…」「私は女性として困っていること、そんなにないけどな…」とさまざまな声が聞こえてきます。
イベント開始前に、参加者にどのようなイメージを持つかを記入してもらうと、「攻撃的な女性というイメージ」「男性を敵視する人たち」と書いた方がいました。

FIAT Caffé SHOTOにてイベントを開催。
参加者の年齢は高校生から社会人まで幅広く、女性と男性の参加比率は4:1でした。

I LADY.アクティビストの寺脇加恵さんによるケータリング。美味しい料理とドリンクを味わいながらグループでテーブルを囲み、和やかな雰囲気で行われました。

I LADY.アクティビストでもあるティツィアナさんから

はじめに、ゲストのティツィアナさんから、

  • FIATのプロジェクトについて
  • ティツィアナさんの考えるフェミニズムとは何か
  • 自動車のマーケティングやデザインにフェミニストとしての視点をどう活かしているか

大きく3つのことが共有されました。

「フェミニズムはLoveです!
①自分を愛する ②自分のしていることを愛する ③Loveをシェアする
…この3つが大切なんです」

フェミニズムに関わったおかげで、自分だけでなく他の痛みに気づけるようになったと語るティツィアナさんに、このイベントの発起人櫻井彩乃さん(I LADY.のアクティビスト/ピア・アクティビスト)と、参加者から質問が続きました。

― Q1. ティツィアナさん(以下 T)がフェミニストになったきっかけは?

T: 幼少の頃、母が兄や弟ではなく自分にだけ家事をしなさいと言うことが多かった。その時からなぜ?という疑問は持っていました。70年代はフェミニズムのムーブメントが社会的にも大きいものであったので、自然と関わってきました。

― Q2. フェミニストになるにはまず自分が変わって、自分の周囲から変えていくには、どんな行動をしましたか?

T: 学生の時からワークショップをし、学外の方と話をする機会を設けていました。普段から周囲と想いをシェアすることが重要です。仕事でもマーケティングをする上で、『Love・Share・女性へのエンパワメント・教育』を大切にしています。

活動をする上で、

  • 自分自身のためにすること
  • 社会のためにする必要のあること
  • ブランディング

この3つの視点を合致させることが大切です。

ティツィアナさんは、質問に答えながら、FIATをはじめFCAジャパンが認知を拡げているプロジェクト例を紹介してくださいました。

フェミニズムはウィメンズライツではなく、ヒューマンライツ

参加者:昔はテレビで著名なフェミニストを見て、怒られているような気分になりましたが、近年自分の中でイメージが変わってきました。日本のフェミニズムの状況は変わったという印象を受けますか?

T: イメージは少しずつ変わってきているけれど・・・まだまだフェミニズムの普及が必要。女性の状況は大きく変わってはおらず、新しい問題も出てきています。ジェンダーイクオリティは達成されていないので、フェミニズムの考えはこれからも重要です。なぜならフェミニズムはウィメンズライツではなく、ヒューマンライツなのですから。

「小さい勇気や行動が大きな変化になると強く考えています!大きいLoveを作るのは誰でも小さなスタートから。だから『自分なんて小さい』と思わないでください。誰でも一人の個人です。だけど一緒になってつながることで大きくなる、シェアを大事にしていきましょう」

グループワーク「フェミニズムをポジティブに広げるハッシュタグを考えよう!」

イベントの後半は、3グループに分かれてグループワークを行いました。

フェミニズムをポジティブに発信し、広げていくためのハッシュタグについてグループで意見交換しました。
「男性も女性も関係ない」
「性による差別をなくすことを目指すのがフェミニズムなのではないか」
といった活発な意見が出てきました。

身近なフェミニズムやジェンダーに関わる話で盛り上がっていました。

こうした各グループより
#feminismlove
#SSBW(Small Share Big Wave)
#exchange for love
というハッシュタグが生まれました。
ティツィアナさんのお話から、Love・Changeという言葉がみなさんの中に強く残ったようです。

参加者から届いた感想:

  • フェミニズムのコンセプトを仕事に活かしているティツィアナさんのお話が聞けてよかった
  • Love、Shareというキーワードに勇気づけられた
  • 参加者同士でフェミニズムについて語れたことが刺激的だった
  • 自分から発信できる人になりたいと思った

「もっと語りたかった」という方も多く、今後も継続してフェミニズムについて語り合う場を作っていきたいと考えます。
みなさんも、
#feminismlove #SSBW #exchangeforlove
というハッシュタグを使って、自身の想いをシェアしてみてください。
今後のイベントへのご参加もお待ちしています!

文・阿部 紗矢香(早稲田大学4年 クルリールメンバー)